東京の新宿区にある、グルテンフリー専門のレストランに行ってきました。
新宿駅周辺や表参道などにあるグルフリレストランと違い、こじんまりとひっそりと営業しているこちらのお店。
名前を「Where is a dog?」と言います。
訳すと「犬はどこ?」
お店の名前としてはだいぶ変わっていますよね。
わたしも「???」だったんですが、お店に入って納得。
今日は、このちょっと変わった名前のグルテンフリーレストランについて、記事にしたいと思います。
グルテンフリーレストラン「Where is a dog?」について
こちらのレストランは、新宿区喜久井町の夏目坂にあります。
夏目漱石が坂の途上に住んでいたことから付けられたこの名前ですが、夏目漱石といえば?
そう、「吾輩は猫」ですよね。
お店のロゴマークもネコさん。
店内は見渡す限りネコの写真やオブジェです。
壁一面、ネコ。
ネコ。
ネコ。
ネコ。
まさかのネコまみれで、かわいいけれど、犬はどこ?
…あ、なるほど。
だからのお店の名前なんですね。
さて、ネコアイテムで埋め尽くされたこのレストランですが、実はこっそり。
犬が一匹隠れているそうです。
オーナーの奥さん曰く、今まで誰にも犬の場所はバラしたことはないとのこと。
新人スタッフさんの中には、何日も見つけられなくて、モンモンとした人もいたらしいです。
グルテンフリーレストラン「Where is a dog」の基本情報
- 店舗名:Where is a dog?
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住所: 〒162-0044 東京都新宿区喜久井町52
- エリア: 新宿
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電話番号: 03-6205-9750
グルテンフリーと食にかける想い
通常グルテンフリー専門のレストランだと、オーナーさんが小麦アレルギーやセリアックというケースが多いのですが、このお店は違いました。
もともと食に関わるお仕事をされていたオーナーさんが、安心・安全にグルテンフリーを提供するお店が少ないことから、2017年の10月にこのお店をオープンされたようです。
店内には、そんなオーナーさんご夫婦が丁寧に選んだグルテンフリーの食材や食品がたくさん。
海外の商品が多いです。
他のお店で取り扱っていないような商品も多いため、大量買いしていくお客さんもいるそうです。
お値段は、やっぱりグルテンフリープライスという感じで、高め印象。
ただ、これは業界全体の傾向なので、今のところしょうがないかなと思います。
グルテンフリーパンで作ったサンドイッチ
こちらのお店には、トーストされていないグルテンフリーパンで作られたサンドイッチがあります。
グルテンフリーのあるレストランでも、サンドイッチがあるところは少なく、その上トーストしていないタイプはかなり珍しい。
というわけで早速「塩麹鶏」のサンドイッチ(680円)をオーダーしてみました。
待つこと5分程度で出てきたのがこちらのサンドイッチ↓
パン自体はどちらかというと甘めで、通常の米粉パンよりしっとりしていました。
米粉オンリーのパンとも少し違う感じだったので聞いてみたところ、大豆粉とソルガムを使っているとのこと。
グルテンフリーの老舗会社に監修してもらったレシピを元に、キッチンで毎日焼いているそうです。
このパンだけを購入することも可能で、一斤1200円ほど。
安心・安全の材料を使って完全グルテンフリーにしているだけあって、お値段もかなり上の方ですが、それでもこのパンだけを買いに来るお客さんもいるようです。
サンドイッチに関していえば、パンは美味しいものの、お肉がゴロッと入っているので少し食べにくい。
あと全体的に甘かったのが意外で、個人的にはもう少し塩気が欲しかった気もしますが、それでも十分に堪能できました。
サイズ的には、グルテンフリーあるあるですが、がっつり食べる系の人には物足りない量だと思います。
グルテンフリーレストラン「Where is a dog?」のまとめ
ラカンカの梅シロップ
- 店内全てのメニューがグルテンフリー。
- 一部ビーガン・乳不使用
- 値段は高め
- 使用している材料にこだわりあり
- 店舗内で商品が買える
ランチのお客さんがひと段落した時に、オーナーの奥さんとたくさんおしゃべりさせてもらったのですが、とても感じの良い方でどんな質問にも一生懸命答えてくれました。
オーナーご夫婦の、「安心・安全な食材で、どんな人でも食べられる食事」を目指してオープンしたこちらの「Where is a dog?」
遊び心溢れる店内と、おいしいグルテンフリーの料理を求めて、どこかに隠れているワンちゃんを探しに行きませんか?
ちなみに、私は最後の最後でワンちゃんを見つけることができました(^^)