スーパーやコンビニに並んでいる、おいしそうなスナック菓子の数々。
グルテンフリーのお菓子を見つけるために、それらすべての原材料を一つずつ確認するのはとっても大変ですよね。
この記事では、その作業を少しでも楽にできるように、小麦不使用の傾向にあるお菓子をご紹介していきます。
この傾向さえ知っていれば、買い物の時に何に注目すればいいかがわかるので、とっても便利。
ターゲットを絞れば、原材料を確認する手間を減らすことができるので、ぜひ次回お店に行く時の参考にしてくださいね。
グルテンフリーの傾向にあるお菓子・おやつ・デザート
この記事では、「おやつとして食べるもの」全般のグルテンフリー傾向について書いています。
スナック、おやつ、デザート、お菓子、スイーツ…
呼び方はいろいろありますが、グルテンフリー傾向にあるおやつ系の食べ物を、それぞれカテゴリーに分けてご紹介していきます。
・コンタミネーションの可能性がある
・現時点では小麦不使用でも、原材料は突然変わる可能性がある
・便宜上この記事ではグルテンフリーと書いている商品も、公式にはグルテンフリーの記載がないものもある
この点に気をつけながら読んでいただけると、きっと新しくて美味しい発見があると思います。
おせんべいなどのお米系お菓子
ご存知の通り、お米は100%グルテンフリーですよね。
おせんべいなど、お米をベースにしたお菓子の中には、グルテンフリーのものがたくさんあります。
ただ、おしょうゆには小麦が使われているので、「おしょうゆ味」のものは基本NG。
「お米」「米粉」「玄米」
これらのキーワードが使われている場合は、グルテンフリーの可能性が高いものの、「米粉」が部分的に使われているだけのお菓子もあるので、しっかりと原材料を確認する必要があります。
ポップコーンなどのトウモロコシ系お菓子

グルテンフリーの人にとって、トウモロコシはとってもありがたい素材です。
例えば「ポップコーン」はトウモロコシが主原料になるため、小麦成分が入っている商品は少なく、シンプルな原材料のものがたくさんあります。
トウモロコシのスナック菓子として有名な「とんがりコーン」は小麦粉ベースですが、ジャイアントコーン、キャラメルコーン、コーンチップス系は狙い目です。
コーン系のお菓子はグルテンフリーのものが色々とあるので、ぜひお店に行った際に確認してみてくださいね。
ポテトチップスなどのおいも系お菓子

トウモロコシと同じく、おいも系もグルテンフリーにしやすい素材の一つです。
ポテトチップスやたまごボーロ、じゃがりこやカラムーチョも一部小麦不使用のものがあります。
芋けんぴもグルテンフリー傾向にあるので、デンプン質な野菜を使ったお菓子は、ぜひチェックしてみましょう。
野菜・果物チップス系のお菓子

じゃがいもカテゴリーに少しかぶりますが、野菜や果物のチップスもグルテンフリーのものがたくさんあります。
りんごチップスや、バナナチップス、お豆チップスなど種類も豊富。
原材料はシンプルなものが多いですが、注意点もいくつかあります。
- 小麦入りのチップスもある
- 小麦製品と同じ施設で製造されている場合がある
- 小麦製品と油を共有している可能性がある
私の場合は、「小麦製品と同じ施設で製造されている」食品はOKにしていますが、微量のグルテンにも反応してしまう人は注意が必要です。
原材料はもちろんのこと、パッケージ記載の注意事項も含めて確認することをおすすめします。
ゼリーやプリン系のお菓子

ゼリーやプリンも、グルテンフリーのものがたくさんあります。
まれに小麦を使用している商品もありますが、どちらかというと小麦入りの方が珍しいくらい、グルテンフリー傾向のとても強いスイーツです。
コンビニやスーパーで普通に買える商品なのが嬉しいですね。
チョコレート、あめ、ガム、ラムネ、グミ、マシュマロ等

純粋なチョコだけのお菓子に、小麦が入っていることは滅多にありません。
「きのこ・たけのこ」系のように、クッキーやビスケットが使われているものはNGですが、それ以外はグルテンフリーのものがほとんどです。
口さみしい時に大活躍のアメ、ガム、ラムネ、グミも大半はグルテンフリー。
マシュマロ、わたあめなども基本的にグルテンフリーですが、キャラメルは小麦が入っているものが多いので要注意。
甘いものが欲しい時のご参考までに。
ナッツやドライフルーツなどのおやつ

ナッツやドライフルーツも、素材自体は全てグルテンフリーになりますが、味付きの商品は要注意。
たまに小麦が紛れ込んでいるものもありますが、原材料を確認することさえ気をつければ、ナッツやフルーツはおすすめのグルテンフリースナックです。
美容効果や健康効果が期待できるのもプラスですよね。
おはぎ・大福などの和菓子系おやつ

日本の伝統スイーツの和菓子は、小豆や米粉で作られるものが多いため、小麦不使用のものがたくさんあります。
和菓子には麦芽糖がよく使用されているため心配になるかもしれませんが、日本で使われる麦芽糖の原料はとうもろこし由来がほとんど。
麦芽糖は気にせず食べているという人がいる一方、気になるので避けているという人もいるので、許容するかどうかは人それぞれだと思います。
大福、ようかん、おはぎなどは、小麦不使用のものが多い和菓子です。
アイス等の氷菓子系のおやつ

アイスクリームやシャーベットなどの冷たいお菓子も、グルテンフリーのものが色々あります。
バニラやいちごなどのシンプルな味は、ほぼ小麦不使用。
クッキー、もなか、コーン付きのアイスはNGなので、それ以外でお好みのグルテンフリーアイスを探してみてくださいね。
小麦不使用のスナック菓子 ギャラリー
それでは、実際にどのような商品が小麦不使用(グルテンフリーの可能性あり)なのかを、いくつかリストアップしてみました。
「あ!これも小麦不使用なんだ!」
という発見につながれば嬉しいです。
通の焼き海老


原材料:米粉(国産)、えび、植物油脂、食塩、魚介エキス調味料(大豆を含む)、砂糖、唐辛子、調味料(アミノ酸等)、トレハロース、紅麹色素、植物レシチン(大豆由来)、香料
黒糖みるく


原材料:米(日本産、中国産、アメリカ産)、植物油脂、砂糖、黒糖(沖縄県産50%)、黒糖蜜、食塩、脱脂粉乳、ココアパウダー、ゼラチン、乳糖、乳糖果糖オリゴ糖、生クリーム、脱脂濃縮乳、でん粉、加糖練乳、加工でん粉、カラメル色素、香料、植物レシチン(大豆由来)
キャラメルコーン


原材料:コーングリッツ(遺伝子組換えではない)、植物油脂、砂糖、マーガリン、加糖れん乳、食塩、ソルビトール、乳清焼成Ca、カラメル色素、香料(原材料の一部に大豆を含む)
じゃがりこ


原材料:じゃがいも(遺伝子組換えでない)、植物油、脱脂粉乳、粉末植物油脂、食塩、乾燥にんじん、ミルクパウダー、パセリ、こしょう/乳化剤(大豆を含む)、調味料(アミノ酸等)、香料、酸化防止剤(V.C)
ぷるんと蒟蒻ゼリー


原材料:果糖ぶどう糖液糖、砂糖、メロン果汁、還元水飴、蒟蒻粉/ゲル化剤(増粘多糖類)、酸味料、香料、塩化カリウム、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)
ハッピーターン


原材料:米(うるち米(国産、米国産)、もち米(タイ産))、植物油脂、砂糖、でん粉、たんぱく加水分解物(大豆を含む)、食塩、粉末油脂、加工でん粉、調味料(アミノ酸)、植物レシチン(大豆由来)
チップスター


原材料:ポテトフレーク、植物油脂、食塩/乳化剤、調味料(アミノ酸)
ガーナ


原材料:砂糖、全粉乳、カカオマス、ココアバター、植物油脂、乳化剤(大豆由来)、香料
ソフトサラダ


原材料:米(うるち米(米国産、国産)、もち米(タイ産))、植物油脂、でん粉、食塩、カツオエキスパウダー、粉末油脂、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、植物レシチン(大豆由来)
カラムーチョ

原材料:馬鈴薯(日本:遺伝子組換えでない)、植物油、香辛料(大豆を含む)、砂糖、食塩、チキンエキスパウダー、たんぱく加水分解物(乳成分・大豆を含む)、ぶどう糖、野菜エキスパウダー(乳成分・大豆・豚肉・ゼラチンを含む)、オリゴ糖/調味料(アミノ酸等)、パプリカ色素、酸味料、香辛料抽出物、カラメル色素、香料
ふわっとシリーズ

原材料(えび味):うるち米(国産) 、植物油脂、でん粉、魚介パウダー、えび、食塩/調味料(アミノ酸等)、紅麹色素、(一部にえび・大豆を含む)
グルテンフリーのお菓子・おやつ まとめ
以上がグルテンフリーの傾向にあるスナック菓子のまとめになります。
日本はまだまだグルテンフリーの意識が低いので、食べられるものを探すのはちょっと大変。
この記事が、小麦系お菓子にあふれたジャングルの中で、グルテンフリーのものを見つけるヒントになれば嬉しいです(^^)