全国展開しているハンバーグレストランの「びっくりドンキー」には、大人も楽しめるアレルギー対応メニューがあります。
小麦アレルギーや私のようなセリアック病の人にとって、安心して外食できるレストランはとっても貴重。
というわけで、今日はびっくりドンキーのアレルギー対応事情について記事にしたいと思います。
グルテンフリーのハンバーグ@びっくりドンキー
びっくりドンキーには、食物アレルギートップ3である「乳・小麦・卵」を使わないハンバーグメニューがあります。
その名も「乳・小麦・卵を使わないハンバーグ」
そのままですが、とてもわかりやすくて良いですよね。
- 米粉のパン粉を使用している
- アレルギーメニュー用の工場を稼働させている
- 専用の調理器具を用意している
びっくりドンキーのアレルギーに対する姿勢が嬉しいこちらのメニューですが、一時販売を休止していたそうです。
提供方法の検証を続けた結果、準備が整ったので販売を再開したのが2017年の6月。
今回レストランに行って、その「提供方法の検証」の結果を垣間見た気がしました。
グルテンフリーハンバーグの注意事項
手渡されたメニューの一番最初のページがこのハンバーグでした。
- このハンバーグは湯煎して提供します。グリドルでは焼成しておりません。
- びっくりドンキー内で洗浄された器具・食器を使用します。
- 調理過程でのアレルギー物質の二次混入の可能性を全て防ぐことはできません。
- こちらの商品には「はちみつ」を使用しています。
- こちらのハンバーグへの「トッピング」は、商品の特性上お断りしております。ご了承ください。
- お客様の症状の程度・体調により、アレルギー物質の微量な混入でも発症する場合がございます。過敏な方・症状が重篤な方はご注意ください。
- こちらの商品は提供に20分以上お時間を頂戴いたします。
こんな注意書きが書いてあります。
全て問題ないと思ったので、早速オーダーしました。
グルテンフリーハンバーグを食べた感想
「乳・小麦・卵を使わないハンバーグ」にはMサイズとSサイズがあります。
ハンバーグの大きさは両方とも130グラムなので、ご飯とサイドの量が違う模様。
びっくりドンキーの配慮として、お皿の下に敷いてある紙のランチョンマットは、このメニューをオーダーした人にだけ配られます。
配膳する時の間違えを予防する配慮が、「提供方法の検証」の一環でしょうか。
メニューの構成は、ハンバーグ・ご飯・サラダ・ドレッシングの4点。
アレルギー対応食というのは時として微妙な味になりやすいですよね?
でもこれは、普通のハンバーグとなんら変わらない美味しいお料理でした。
「普通」のハンバーグのように美味しいというのは、除去食としてはすごいことです。
しかも、アレルギー対応メニューが子供用しかない他のファミレスと違い、「普通」の大人のメニューとしてオーダーできるというのもうれしい。
一緒のお皿に盛られているサラダの中身は「大根、レタス、きゅうり、人参、ミニトマト」
2種類のドレッシングにも小麦は使用されていませんでした。
アレルギー対応食が、Sサイズとはいえワンコインで食べられるのは、コスパ最強だと思います。
びっくりドンキーのグルテンフリー事情まとめ
びっくりドンキーで提供されている、アレルギー対応のハンバーグは、大人でもおいしく食べられるすてきなメニューでした。
グルテンフリーの記載こそないものの、アレルギーに対する配慮はされているので、まだ行ったことがない方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
子供も大人も一緒に楽しめる、遊び心に溢れたびっくりドンキー。
この記事が、おいしい外食オプションにつながるきっかけになれば嬉しいです(^^)