グルテンフリーメニューがある、お好み焼きチェーンのお店があります。
お店の名前は「千房(ちぼう)」
実際に食べてみた感想や考えられる改善点を、セリアック患者の観点から記事にしてみました。
グルテンフリーのお好み焼きを提供する「千房」について
千房は本社が大阪にある、お好み焼き専門店のチェーンレストランです。
普通のお好み焼き店ですが、一部の店舗でグルテンフリーのお好み焼きメニューがあります。
公式サイトのメニューにはグルテンフリーのお好み焼きは記載されていないので、取り扱い店舗に関してはこちらからどうぞ。
ただ最新情報は、お店に電話で確認したほうがいいと思います。
グルテンフリーのお好み焼き、でも要注意
ネットでは確認できなかったので不安でしたが、お店のメニューにはちゃんとグルテンフリーのお好み焼きがありました。
千房では各テーブルに鉄板があり、そこで調理済みのお好み焼きを温かいまま食べることができます。
ただ気になったのは、鉄板やヘラをよく見てみると、何かの小さなカスが…
何がこびりついているのかはわかりませんが、グルテンに敏感に反応する人は危険かなと思います。
私も一抹の不安はありましたが、とりあえず自分はアナフィラキシーショックで救急搬送される反応は出ません。
遅延性なので長期的なダメージは負いますが、速攻で死ぬ可能性はない!と割り切って、とりあえずオーダーしてみました。
お店の人にもコンタミネーションは防げないので、その点は大丈夫か念押しされています。
食べるのであれば、あくまでも自己責任。
私がアナフィラキシーを起こす小麦アレルギーを持っていたら、怖くて食べられなかったと思います。
グルテンフリーのお好み焼きがふわふわの秘密
左が友達がオーダーしたねぎのお好み焼き。
右が私のグルテンフリーのお好み焼き。
グルテンフリーの方がふっくりしてる?と言う感じで、見た目ではグルテンフリーと普通のお好み焼きの区別はつきません。
友達のお好み焼きにくっつかないように気をつけながら、食べてみました。
おいしい…
完全に普通のおいしいお好み焼きです。
ふわふわしていて、自宅で作る米粉お好み焼きと食感が全然違う。
お店の人いわく、話題のライスジュレを使っているため、普通のお好み焼きよりも食感はいいとのことでした。
本当においしいので、グルテンフリーの食事制限がない人も、一度食べてみてほしい味だと思います。
グルテンフリーのお好み焼きを安全に食べるための改善案
千房のグルテンフリーのお好み焼きは、文句なしに美味しかったです。
ただ、コンタミネーションへの配慮は改善の余地があると思いました。
- クッキングシートなどを使って、生地が直接鉄板につかないようにする
- グルテンフリー専用のヘラを用意する
キッチン内でのグルテン飛散は防げませんが、これでだいぶコンタミの量は減らせるはず。
グルテンフリーのメニューに感謝しつつ、もう一歩踏み込んだ改善を将来的に期待したいと思います。
ちなみに、食べたあと少しだけ具合が悪くなりましたが、ひどい症状は出ませんでした。
千房が販売している冷凍お好み焼きは問題なく食べられたので、やはり調理環境なのかなと思います。
【↓千房さんから冷凍のグルテンフリーお好み焼きをもらいました↓】
≫ 千房のグルテンフリーの冷凍お好み焼きをセリアックが食べてみた感想