09:グルテンフリー、グルテン不使用、低グルテン、ノングルテンの違いとは?図解つき

こんにちは。

セリアック病のヨネキチです。

ヨネキチ

今日はグルテンフリーの表記について考えてみよっか。

最近は認知が少しずつ広まっているのか、お店の商品などでも「グルテン」に関連する言葉を見かけるようになりました。

ただ、使われる単語は「グルテンフリー」とはっきり言わない、奥歯にスルメがはさまったようなモヤモヤした書き方もたまに見かけます。

  • グルテン不使用
  • 低グルテン
  • ノングルテン
  • 小麦不使用

今日は、似ているようで微妙に違うそれぞれの特徴について、調べた結果と私の考えを記事にしたいと思います。

ヨシオ

おさらいとして、グルテンフリーってのは小麦なんかに含まれるたんぱく質を除去した食事制限の事、だぞ٩( ‘ω’ )و

日本国内でのグルテンフリーに関する規制

日本において「小麦」は特定原材料に指定されているため、食品に小麦が含まれていた場合、製造元はラベルにその旨を表記する義務があります。

その一方で「グルテンフリー」に関する制度は整っておらず、海外の検査機関や基準をもとにグルテンフリーと表記する商品もチラホラと。

グルテンフリーとして売れば、コアな顧客層にリーチできる強力なマーケティングの武器になりますが、ただ認証や検査を受けるのには費用時間がかかります。

「そこまでは…」という若干および腰の企業が、上記のような一部スルメ用語を使っているのではないかと思っています。

ヨシオ

勝手に「スルメ用語」とかことばを作るなや。

小麦不使用、グルテン不使用、低グルテン、ノングルテン…???

商品をグルテンフリーと呼ぶためには、お金をかけて検査をして、その結果グルテン含有量が基準値を下回る必要があります。

では「グルテン不使用」はどうでしょうか?

実はこの表記があるからといって、商品にグルテンが入っていない、というわけではないんです。

これは、グルテンは製造過程で入っちゃってるかも、でも自主的にはいれていないよ、という優良誤認にならない程度の攻めワードだと私は思っています。

ヨネキチ

小麦不使用もきっと同じ道理だよね。

グルテンの許容量は個人差が大きいので、コストをかけずに顧客にリーチできる範囲を広げるマーケティングとしては、スマートなやり方かなと思っています。

一方で「低グルテン」のターゲットは?

グルテンフリーほど厳しく制限はしてないけれど、グルテンの摂取量を少し気にしている、健康に敏感な人やグルテンフリーに興味のあるキラキラ女子かなと、私は勝手に思っています。

実際に低アレルゲンの表記のある商品は、ヘルシー系のシリアルが多いので、あながち間違いではないかなと。

ちなみに、グルテンフリーの基準値は20ppm以下、低グルテンは20〜100ppm。

「ノングルテン」に関していえば、こちらは日本米粉協会という団体が規定を設けていて、認証を受けるためには1ppm以下である必要があるようなので、グルテンフリーよりも厳しい審査基準のようです。

まとめ

Glutenfree lowgluten nongluten

それぞれのスルメ用語を、図にまとめてみるとこんな感じになりました。

一つ注意点としては、記載してあるppmの数字は絶対値ではありません。

アメリカとオーストラリアではグルテンフリーの基準値が違うなど、各国で数字にばらつきがあるので、あくまでも上記は一つの参考例として読んでいただけると嬉しいです。

さて、グルテンフリーやノングルテンに比べると、あいまいに感じるグルテン不使用という表記ですが、実は個人的にはとてもありがたいと思っています。

何よりも企業が「グルテンフリー」の市場価値に気づき始めている機運が、セリアック当事者としては追い風のように感じられるので、2年後に控えたオリンピックに向けて、このまま加速していってくれることを願います(^^)

ヨネキチ

小麦アレルギー・過敏症・セリアックの図解記事もあるよ↓

https://un-gluten.com/gluten-disorder-differences

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